「女性」「自宅開業」は不利?

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自宅開業の実際

 社会保険労務士として開業登録をする際、事務所住所を決めておかなければならないのですが、私は何の疑いもなく自宅住所での開業を決めてしまいました。
おそらくこれは私だけに限らず、仕事のアテのない新人社会保険労務士の開業であればごくスタンダードな道なのかも知れませんが、私はすぐに「しまった」と思いました。

 社会保険労務士として開業したからには、第一に考えなければならないのは「顧客満足」です。お客様に信頼していただくには、安心してお任せいただくためには、と突き詰めて考えてみればみるほど、自宅では心もとないことばかりが浮かんできたのです。

例えば、事務所スペースについて。
自宅の一室を社会保険労務士事務所として確保できるのなら良いですが、私の場合、どうしてもスペース的に適いませんでした。
ただ単に事務作業をするだけなら専用の一室を設ける必要はありませんが、お客様の重要書類をお預かりしたり、ご来所いただいたりという際にはどうしても場所が必要となります。こんな状態では、自信を持って「社会保険労務士事務所を開業しています」と言うことは出来ません。

自宅開業
 また、お客様目線で見て、「女性」で「自宅開業」ではイマイチ信用に欠ける、ということも分かってきました。
士業で女性というだけで、男性よりも若干下に見られてしまう現実がありますが、「自宅で開業しています」となるとさらに印象が悪くなるのです。
実際に「主婦が片手間にやっているんだろう」とおっしゃる方もいらっしゃいますし、
「仕事にかける覚悟が足りない」という趣旨のことを遠まわしに言われてしまったこともあります。

 主婦が社会保険労務士開業する際、自宅は最もリスクの少ない開業場所ではありますが、メリット・デメリットをしっかりと考慮した上でやる必要があると思います。



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